2025.02.13
こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。
前回に引き続き、断熱性能等級について詳しく解説をしていきます!
断熱等級5〜7ってどの程度の性能なの?
断熱等級5は、2022年4月に新設され、断熱等級4の次世代省エネ基準よりも厳しい、ZEH(ゼッチ)の断熱水準を満たすレベルとなっています。前回にもお伝えしたとおり、2030年以降はすべての新築住宅に、断熱等級5への適合が義務づけられることが決まっています。断熱等級4から5に上げると、約20%の省エネにつながると言われていますよ!
断熱等級6は、2022年10月に新設され、HEAT20のG2レベルの基準を満たす断熱性能です。HEAT20というのは「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称で、より快適に暮らすための断熱性能の基準値のグレードをG1~G3として定めているんです。G2というのは、主に北海道のエリアで冬の室温がおおむね15度、その他のエリアでおおむね13度を下回らない基準となっています。断熱等級を4から6に上げたときに、約30%の省エネにつながると言われています!
断熱等級7は、断熱等級6と一緒に2022年10月に新設された、HEAT20のG3レベルの基準を満たす断熱性能です。G3では、主に北海道のエリアで冬の室温がおおむね16度、その他の地域でおおむね15度を下回らないことが求められるレベルで、G2よりもより断熱性を高める工夫が必要になります。断熱等級を4から7に上げたときに、約40%の省エネにつながると言われています!
以上、新設された断熱等級の解説となります。それではこれからの家づくりにおいて、どのレベルの家づくりが最適解になるのか?というお話を次回できればと思っていますので、皆様お楽しみにしていください!