2024.09.19
これまで複数回にわたってご紹介してきました平屋のおうちの魅力。平屋のおうちをご希望される方の中でも人気の高い「軒の深い家」の良さについて更にお伝えしていきます。
どこからが、軒の深い家になるの?
まず「軒」とは、屋根の端から外壁までの張り出し部分のことを指します。そして、軒が深いということは、この張り出し部分が長いことを意味しており、おおよそ1メートル以上の長さになる軒が「深い」と言われることが多いようです。
軒の深い家は、快適性とデザイン性それぞれからメリットがあります。
まず、軒が深いと日光を適度に遮る効果があります。夏の直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を抑えることができるんです。その一方で、冬の高さが低い太陽光は遮ることなく室内に入るため、暖かい日差しを感じることができます。夏は冷房費用を、暖房費用を節約することにもつながります。
また、軒の深い平屋は、雨風をしっかりと防ぐことができます。深い軒によって、外壁面は雨に直接晒されないようになります。もしも軒が短いと、外壁が雨に直撃されてしまい、壁の劣化が早まるだけでなく、雨音も室内に響き渡ります。軒の深い平屋にすれば、そういった心配はありません。
そして、軒の深い平屋は、デザイン性が高いのもポイント。深い軒のシルエットの美しさが好きで選ぶ方も多いのではないでしょうか。和モダンテイストであれば、深い軒がかっこいい外観を演出してくれます。また、軒の出が深いほど、屋根の勾配が緩やかになることで、大胆でエレガントな雰囲気にもなりますよ。
軒の深さを上手に生かした平屋は、デザイン的にも機能面でも優れた家になるはずです!