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【地震に強い家づくりの基本、地盤について知ろう〜地盤調査SDS試験も紹介!〜】

2021.03.23

こんにちは♪福岡テクノスの広報担当です。
前回に引き続き、福岡テクノスが行っているもう一つの地盤調査の試験「SDS試験」を紹介していきます!

SDS(スクリュードライバーサウンディング)試験とは?

前回お話したSWS(スウェーデン式サウンディング)試験でわかるのは地盤の強度です。土質については、あくまでも使用する鉄の棒であるロッドに伝わる感触や音から、調査員が感覚を頼りに推定をする形になります。しかし、土質がわからないと真の地盤の強さが判定できないのです。土質の推定を誤ったままだと、不必要な地盤補強工事をしてしまったり、後に不同沈下と呼ばれる建物が一方に傾いてしまう現象が起きてしまったりするリスクもあります。

そこで、SWS試験の器具に特殊なユニットを装着するだけで、詳細な土質判定が可能になります。これで土質を判定できるので、地盤事故の低減になるだけでなく、良質な地盤なのに杭を打ってしまうという過剰な補強工事を避けることができます。

例えば、SWS試験の結果では軟弱な基盤かもしれないと判定された土地も、SDS試験結果でローム層という比較的安定した土であると判断されることで、補強工事が不要と判定されることもあります!

皆さんも名前は聞いたことがあるかもしれませんが「ボーリング調査」と呼ばれる調査は高性能ですが高額な費用がかかってしまいます。しかし、SDS試験であれば低料金でボーリング調査並みの土質判定が可能なんです。

これら二つの地盤調査試験を組み合わせて、皆様の土地の強さをしっかり確認していきます。そして福岡テクノスでは、地震に強いテクノストラクチャー工法を活用してより安全なおうちを仕上げていきます。

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